ここではない、どこか遠いところ

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結婚式

今日は完全にプライベート満載な投稿です(しばらくブログを放置した言い訳でもあります……)。


先日、結婚披露宴を終えました。

厳密には「式」はやっていないのでずっと「披露宴」「パーティー」と呼んでいたんですが、言葉としては「結婚式」がしっくりくるのでタイトルにしちゃいました。

自分の気持ちの整理のために書きますので、お見苦しい話もあると思いますがお許しください。(誰得な話ばかりですみません。)



ブーケ。お任せでお願いしたら、とても素敵なお花でした


友人のみの披露宴という形

場所は都内で、友人のみをお招きして会費制披露宴という形にしました。

経緯は色々ありましたが……簡単に言うと、相手のご両親が私たちの結婚にあまり好意的でなく、参加しないという意志だったからです。こちらだけ親族を呼ぶのは嫌で、なんて言うか、アンバランスな状態は違うって思いました。(夫は呼んでいいよって言ってくれたんですが。)

とはいえ、私は4人兄妹(兄3人)の末っ子。はたから見れば溺愛されて育った娘なので、高齢の両親には申し訳ない気持ちでいっぱいでした。それでも、うちの両親だけを呼ぶのは違うと思えて仕方なかったのです。

両親は非常に寛容な人たちなので、怒りもせず「好きなようにやればいい」と言ってくれました。本当に有難いです。そして、式自体は挙げてないので「まだ結婚式は(両家で)できるかも」という期待はあるみたいです。できればそうしてあげたいけど、こればかりはどうしていいものか……この話は長くなるので割愛します(汗)

+ + +

元々私は結婚式や披露宴を、どちらかといえばやりたい派でした。節目になるし、パーティーを自分で主催することと、ウェディングドレスへの憧れもありました。

そして、やるなら二次会寄りにするのでなく、ちゃんとおもてなしをして、着席で美味しい料理を食べて満足してもらえる会にしたい!そういう思いから、1.5次会とは呼ばず披露宴と呼んでいました(一次会やってないしね)。

でも友人のみってすごく楽しかったです。

想像するだけでも親族がいると気をつかうだろうとわかります。準備だけでなく当日も、あんなにゆるい新郎の挨拶じゃダメだったんだろうな、とか(笑)友人だけのパーティー、いいです。

お金のこと

友人だけなのにご祝儀というのはモヤモヤしたので会費制にしましたが、会費制の披露宴に馴染みがなかったから、会費の設定にはめちゃめちゃ悩みました。

wedding.mynavi.jp

会費制は安くできるという認識は実は正しくなくて、カジュアルにやれば安くできるけど、ちゃんとやりたい人だと逆に高くつきます。
(本来ならきちんと貯めるべきだったんですが、親に援助してもらったので、ただただ感謝しています。)

お金のことはいくら悩んでも正解がないと思います。価値観が人それぞれだから。

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最近、結婚式や披露宴をやらない人、親族だけ、写真だけという人が多いようです。お金がもったいないという理由がたぶん大きいですよね。

私たちは前述のように親族だけという選択肢はなく、かといって記念にフォトウェディングという発想もありませんでした。衣装を着て写真を撮る、ということの意義がどうしても見出せなかったので。。

「結婚式の費用を他のことにまわしたい」という意見は非常によくわかる!!……のですが、まぁ思い出はプライスレスですよね。こんなに友人が集まってくれて、全員が笑顔でいてくれるって、たぶん他にはない。なんて尊いんだ!と、入場してすぐに思いました。不思議な感覚でした。

費用対効果が云々と言ってしまうと、たしかに高額かもしれませんが、後悔はしていないし、そのお金で旅行に行ったり物を買ったりしても、この思い出には絶対に代えられないと思います。



お料理には妥協できないし。


結婚式ってやるべきなのか?

何が言いたいかというと、結婚式はやるべきかどうかという議論に正解はないなぁ……と。

私はとってもクヨクヨ悩むタイプなので、たくさん悩みました。でも、この件は確実に世界で一番私が悩んできたので(笑)周りの人はそんなに深く考えないよな、と、いい意味で自分を納得させています。

個人的には結婚式に招待していただくのってすごく嬉しいので、ナシ婚ばかりは寂しいなぁ〜というのが本音。いろんな価値観の人がいるので全然否定的には思わないんですが、単純に、その人が晴れの舞台をどんな形でつくるのか、お相手はどんな人なのか、見てみたいし祝福したいなって思います。


夫がドレスに合わせて作ってくれたピアス。ちょい個性的なドレスにピッタリだった。


感謝の気持ち

お金がかかるのにたったの1日(というか数時間)で終わるという面で、結婚式はプレッシャーがすごいです。あぁすればよかった、こうすればよかった、て必ずなるかなと。

で、私の至った結論は「みんなが来てくれただけで本当に有難い!」です。自分が主催者になるとよくわかるのですが、わざわざ祝いに来てくれるというだけでホントに嬉しいんです(だからこそ、楽しんでもらいたいんですけどね)。

何十人といればいろんな感想を持つ人がいるのだし、人の気持ちはわかりようがないのだから、全体としてみんなが楽しそうだったのであればいいよね、と思うようにしています。

幸いにも、当日ショックな出来事などはなかったです。心残りはありますが。質問されたことに恥ずかしくて答えられなかったとか、あそこはもっと面白くできたかもとか。。でもそれが自分たちの力量です(笑)

具体的な演出のはなし

さしたる特技もないので、シンプルにゆっくり楽しんでもらうことを第一に考えました。シンプルだからこそ「疑問に思う流れは解決する」という方針でした(今思えば、ということだけど)。

●お色直しはなし。
衣装が気に入ってたし、お金もかかるので(←結局ここが大きい)。「せっかくの素敵なドレス、着替えるのが早すぎてもったいない!」てお呼ばれするたびに思ってたから、これはよかったなと。

●挙式がない代わりに、屋外のウェルカムパーティーでクラッカーの演出を。
ただ、このイベントについてプランナーさんが使う「結婚の承認」という言葉に違和感があって。「承認ってなに?結婚って承認されるようなことかな?」と(ホントめんどくさいやつですね笑)。だから言葉を変えてもらいました。珍しいクラッカーを探したら、意外と楽しんでもらえてよかった!


四季をあらわす中身が入ったクラッカー


●ケーキ入刀&ファーストバイトはなし(恥ずかしかったから)。
代わりにデザートビュッフェのときに、きっと暑いだろうと冷たいお菓子のデモンストレーションをお願いしたんですが、当日まさかの寒いという(笑)

●プロフィールムービー。
恥ずかしいな〜と思ったんですが、自分が見る側になるとけっこう楽しみなので、構成を工夫してつくりました。意外と好評だったようで、ホッと一安心。

●ゲストのスピーチはなし。
負担になると思ったので。サプライズでゲストに突撃する形も提案されたけど、内気な友達が多いので(笑)やめました。

●お飾りのように座っているのはいやだったので、ゲストからの質問コーナーを設けたら、予想外に参加してもらえたのは嬉しかった!準備段階では「シーン……」となるイメージしかわかなかったけど、みんなが参加してくれて感動しました。

●内容ごとにフロアを移動したおかげで、空間体験がだいぶ違ったので、余興がなくても間延びしなかった気がします。

全体的にはいろいろ考えた甲斐あって、自分たちらしいアットホーム感は出せたかな?

それと、最後にサプライズで新郎への手紙を書いたのが(新郎に)好評?でした。「あれがあって全体がまとまった」と(内容じゃないんかい)。そういうメリハリがあるといいんだなって、終わってから思いました。


ブートニアと、プチギフトとしてオーダーした飼い猫のクッキー!


やってみてよかったこと

披露宴をやって、よかったこと!三つ。

第一に、たくさんの方をお呼びして、結婚相手を紹介できたこと。それぞれに大切な関係だと思う方たちをお呼びできて、久しぶりに会って、報告ができてよかったです。さらに、披露宴の前後にも励ましや労いの言葉をたくさんいただいて、人の暖かさに触れたというか……自分もいい人間になりたい!と謎のやる気が(笑)

第二に、たくさんの方にお世話になって一日をつくりあげられたこと。プランナーさんはじめ、ドレスショップの方、フローリストさん、カメラマンさん、司会者さん……みんな本当にいい人でしたし、自分たちの想定を超えた提案もしてもらえました。特に私は住宅設計の仕事をしているので、客としての感情がよくわかるようになり、貴重な経験だったと思います。

第三に、夫との仲が深まったこと。終わった後は「寂しいね」と言い続けています。それくらい二人で何かをつくることが楽しかったし、終わってみると、関係が一段階深まったと実感しました。これはまったく想像していませんでした。初めての共同作業といいますが、本当でした。二人ともモノづくりを仕事にしているけど、お互いの仕事にあまり関与せず過ごしてきたので、価値観のすり合わせができたのはとてもよかった。

喧嘩は少なかったと思います。手伝わない夫に文句言うとかはちょいちょいあったけど、我慢してくれたのかと。。親族がいなかったのも大きいですが、全てにおいて価値観のズレは皆無に等しかったです。

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たった数時間のために半年も数ヶ月も準備するのって、馬鹿らしいといえばそれまでですが、すごく尊いなぁって思いました。

自己満かもしれないけど、こんなに無邪気に利害関係抜きで何かに夢中になれること、人生においてあまりないんじゃないかな?

そして、来てくださる方全員がこんなにも笑顔で祝福してくれるっていうのが、驚いたというか、すごい出来事だ!って(語彙力…)。


結婚式をやるかどうか迷っている方に、少しでも参考になれば幸いです。


ありがとうてるてる坊主!


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www.anyplacebut.tokyo