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山の上で売られる動物たち|サンフランシスコエルアルト【グアテマラ旅行記 14】

2013年4月26日金曜日の午前中。

San Francisco El Alto(サンフランシスコ・エル・アルト)の市に行ってきた。

ここはグアテマラ最大規模の市が開かれており、特に家畜市で有名。一度その光景を目にしてみたいなぁと思ったのだけれど…これがなかなか衝撃的だった。


▷シェラ(ケツァルテナンゴ)から車で40分ほどの距離

シェラのバスターミナルまで行くミニバスに乗るのが毎回一苦労

シェラのミネルバ・バスターミナルは周辺の村へ行く拠点になっている。中心部から離れたところにあるので、そこまでをミニバスで行く。片道Q1.25(約16円)。

ミネルバ行きは「ミネルバミネルバ〜」とバスの中の少年が身体を乗り出し叫んでいて、パルケ・セントラル行きは「パルケパルケ〜」と叫んでいる。

でも私はいまいちミネルバ行きの乗り場がわからず、ときどき乗ろうとして乗車拒否されている…。

とりあえずわからない時は行き先を大声で「ミネルバ!?」と言うと、向こうもなんかしらリアクションをしてくれる。グアテマラは先住民の人はスペイン語を喋れなかったりするので、単語だけでも意外といける。ちなみに英語は全く通じないと思った方がいいです。


▷チキンバスの運転席まわりはとにかく派手。音楽は基本レゲエみたいなテンション高いの

ミネルバからサンフランシスコへ

市場の手前で降ろされ、市場を抜けてミネルバのターミナルにつくと、必ずおっちゃんが「◯◯(地名)?」と寄って来る。こちらもすかさず「サンフランシスコ!」と言うと、そのバスを教えてくれる(便利)。

サンフランシスコ・エル・アルトまではなんだかやけにゆっくり走って、1時間くらいで到着。一番の高台に家畜市があると書いてあったのでまずそこを目指して歩く。ちなみに「Alto(アルト)」とは、スペイン語で「高い」という意味。




スペイン語の先生に「スリにとにかく注意だよ!」と言われていたので、バッグをがっしり抱えて絶対盗られないように歩いていった。確かに、押し合いへし合いがすごかった。ポケットに財布など入れていくと、危険だと思う。

本当に動物が売られていた

高台に到着!すごく広い!動物がいっぱいいる!

とりあえずひととおり見てみよう。

出た、カラフルなヒヨコ!日本では昭和の伝説でしか聞いたことがなかったけれど、こんな風なんだ。育つとどうなるのかしら。

…と思い、調べてみた。

子供に買われたカラーひよこは主にペットとして飼われるが、購入されるまでの間に置かれる加工(短時間で効率良く染料を乾燥させる為、強力な熱風を浴びせ続けられ、これも短命の原因の一つとなっている)・販売環境が劣悪な場合が多く、買われてから間もなく死んでしまうことも多い。そのため、的屋の世界では、早く死ぬという意味で「ハヤロク」(「南無阿弥陀仏」の六文字とかけて、死ぬことを「ロクる」と称した)とも呼ばれていた。順調に生育したとしても、着色された羽毛は成長に伴って徐々に抜け落ち、新しく白や黄色の羽毛が生えるため、可愛げだったカラーひよこも徐々にまだら模様になり、1ヵ月もすると、もはや普通の鶏と変わらない姿となる。
カラーひよこ - Wikipedia

あぁ、胸が苦しくなる内容…(心臓が弱いので残酷な話とか非常に苦手です)。

これも、ヒヨコ?

羊か…。(心なしか痩せぎす)

ぶ、豚さん…。

い、犬……。

ねねね、猫………!

あぁ、もうだめだ。


かわいそう


動物好きな私にはちょっと心臓によろしくない光景だ。


どうも観光客は珍しいようで、やたらとジロジロ見られた。「チノ〜チノ〜」とさかんに呼ばれる。先生曰く、こちらの人にとってアジア人はみなチノ(中国人)らしい。どうやら、田舎のほうほど外国人に慣れてないので、そう呼ばれるらしい。(ちなみにグアテマラ人もアメリカ人からメヒカーノ(メキシコ人)と呼ばれるとか。確かに区別はできない)

まぁ日本人ですら日本人と中国人と韓国人の見分けがつかない時はあるので、しょうがないなと思う。

結局ここでは、バナナチョコのアイスを食べたのみ(美味しい)。Q1。

こんなスパイスとか

道具類?とかも売っている。


眺めはすごくよい。


サンフランシスコまでは片道Q5(=約65円)。帰り道、競輪?ロードレース?に遭遇したりなんか渋滞したり、けっこう時間がかかった。チキンバスは、だいたい2人用の席に3人座るから、けっこう疲れる。



その日の午後、スペイン語の授業のときにはぐったりしていた。午後が授業だと午前中に出かけられるのがいいけれど、授業のときに疲れてしまうのが困りモノ。と言いつつ、旅に出ると時間がもったいなくて、やたらと動きまわってしまうのだ。


何はともあれ印象深い市場だったな。


(Apr. 26, 2013)

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