ここではない、どこか遠いところ

旅行記と、日々考えること

ケツァルテナンゴ、またの名をシェラ【グアテマラ旅行記 10】

2013年4月19日。シェラに着いて5日目。何かが心地よい街だな、と感じている。慣れるにつれて、親しみとともに好奇心を抱けるようになる街だ。

街のつくり

アンティグアは、とてもフラットな成り立ちをしていた。碁盤の目状の路地、中心にあるパルケ(公園)とカテドラル(教会)。地形的な起伏もほとんどなく、どこを歩いても、どの路地を曲がっても、大きな驚きはなかった。

シェラは、パルケとカテドラルは一緒だけれど(グアテマラのどこに行っても一緒)、山に囲まれていて起伏が激しく、道もすこし不規則な成り立ちをしている。どこが中心かと言われると一応パルケ・セントラルなのだが、そこから四方に広がる街の中に無数のホットスポットがあるような。坂道が多いのは大変かと言われれば慣れるとそうでもなく、逆に景色の変化が楽しい。東京を歩く感覚に近い。


▷パルケ・セントラルの前


▷坂道


▷観光地らしくないところも、やはり好きだなぁと感じる

カフェはやっぱり大事

昨日は、「バビエラ」という人気のカフェに行ってみた。ヨーロピアンな雰囲気でとても落ち着くし、コーヒーも美味しい。また今度、スペイン語の先生に教えてもらった別のカフェにも行こうと思っている。そこはホットチョコレートがとても美味しく、安いとのこと。

安くて美味しくて、落ち着けるカフェって重要だなあ、とあらためて。どんな街に行っても、生活するならカフェがないと…。カフェで本を読んだりネットをしたり勉強したり手紙を書いたり…そんな時間がとても幸せ。

一人旅だからいつでも一人になれるはずなのに、カフェでコーヒーを飲む瞬間の、やっと初めて自分の周りに空間がつくられたかのような感覚が不思議。


▷バビエラの店内はこんなふう


古本屋、古着屋

今日は、古本屋をふたつ見つけた。いずれも英語の本をラインナップしているので、外国人向けかな。グアテマラは識字率が低くてあまり本を買って読むという習慣がないのでは、と思う。子供用の教科書と、コーヒー豆でできたピアス(Q20)を買ってみた。

それから、古着屋がとても多い。最初は新品だと思って見ていたけど、あ、これは古着なんだと気づいた。古着屋と言っても日本のようにおしゃれなわけではなく、リサイクルショップのようなもの。買い物に関してはやはり先進国の観光のようにはいかない。もっと歩いて、いろいろ発掘したいなぁと思える街。


▷超カラフルな洋服が並ぶ


スペイン語の勉強のために、シェラを選んで良かったと思う。欧米人もけっこういて、たまに発見するとほっとする。

ただし、観光目的でシェラを訪れるのはあまりおすすめでない。他の村々へ行く拠点にするならいいけれど、シェラ自体には、見て楽しむ場所…例えば教会とか廃墟とか、博物館とか、いいものを売っているお店とか、全体的に少ないので。メルカドもアンティグアほどのホットさはない。 やっぱり、生活のための街なんだろうな。


▷普段着(洋服)の人が多い


(Apr. 19, 2013)


▽次回、スペイン語学校のオーナーであるタカさんが、近郊のナワラという村に連れて行ってくれたお話。