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まるで冷蔵庫!の高速バスで最後の島へ|フローレス【グアテマラ旅行記25】



今回の話は、かなり強烈に身体感覚として5年経った今も残っていて、グアテマラやメキシコに行かれる皆さんにはとにかく覚えておいてほしい!!…と強く思っている出来事です。

高速バスには毛布が必須!

シェラ(ケツァルテナンゴ)からフローレスへは、Linea Dorada社の一等バスで移動した。

これまでグアテマラではチキンバスかシャトルバスしか使っていなかったので、一等バスがものすごく珍しく感じられる。

一等バスというのは、要するに高速バスのこと。チキンバス=日本の路線バスみたいなもので、シャトルバス=ミニバンみたいな大きさで地点間を行き来するバス、です。

おおよそのスケジュールは、

16:00 シェラ発

20:00 グアテマラシティ着
21:30 グアテマラシティ発

翌7:00 フローレス着

ちなみにグアテマラシティでの空き時間は何もすることがなく、ターミナルで待機。グアテマラシティは犯罪が多く非常に危険な街なので、旅行者は理由がなければウロウロしないほうがよいです。

で、後者は9時間の長丁場、しかも冷房が「異常に」効いていて、冷蔵庫に入れられた気分で本当に本当に寒かった!!

寝心地も普通のバスだからもちろん良くないし、かなり辛かった。一等バスと響きはいいけれど、日本の標準的な4列の高速バス程度。ただでさえ9時間バスに乗るというのはなかなか苦痛なのに、それが冷蔵庫だから本当に、もう無理!と何度も降りたくなった。

フローレスに着いてバスを降りた瞬間、あったかくてホッとした…。(ん?)


この寒さが常識なのか、グアテマラ人はしっかり毛布持っている人も。メキシコでも同じ状況なのだけど、この冷房ガンガンは誰にメリットがあるのか…?

というわけで。日本の高速バスでも飛行機移動でも「冷房が寒すぎる」というのはあるあるだと思いますが、グアテマラやメキシコでは我慢できないレベルで寒いので、防寒具を用意してください。私はもし次行くならユニクロのウルトラライトダウンとダウンのひざ掛けを用意するかなぁ。あと、バスに乗る際に忘れずに手荷物として持ち込むのも大事です(バックパックに入れてしまうと取り出せないので)。

MEMO


Linea Doradaは、グアテマラシティを本拠地とするバス会社です。
▶︎公式サイトはこちら

シェラからグアテマラシティまでの運賃は70ケツァル*1、グアテマラシティからフローレスまでの運賃は180ケツァル、合わせて250ケツァル(約3250円)でした。

↓チケットはこんな感じ

どうやって予約したか忘れてしまいましたが、タカハウス*2で教えてもらったはず。泊まる宿で聞けば確実に教えてくれると思います。

グアテマラ最後の街、フローレスへ

フローレス(Flores)に着いた。

バスを降りたらわけのわからない人が「ホテルまで連れていく」と言ってきて、わけもわからないまま数人のバックパッカーと共にミニバンで移動。

冷蔵庫バスから降りられたことに安心しすぎて、「生きて辿り着けたからもうなんでもいいや」という、かなり投げやりな気分に…(よくない)。

結果、旅行会社の人だった。

フローレスに来る人の99%は、おそらくこの街自体を楽しむというより、ここを拠点にどこかへ行く人たち。そう、このフローレスという島は、観光産業で成り立っている。

そのメインの観光地がグアテマラで一番と言われるティカル遺跡。私もこの遺跡がいいよとみんなにおすすめされ、それまで遺跡にあまり興味がなかったのだけど、行ってみたくなってこの街へ来た。


後になってわかったことだけれど、ツアー会社の数は本当に小さな島に対して多すぎるくらいにたくさんある。こりゃ早朝から必死になって客をつかまえるわけだ…と妙に納得した。

ツアーに参加する気はもともとあったので、連れて行かれた先のツアー会社で、値切りに値切ってティカル遺跡の早朝ツアー150ケツァル(約1950円)+パレンケ遺跡*3へのシャトルバス250ケツァル(約3250円)を予約。これは地球の歩き方などに書いてあったのと同じ値段なので、まあそこそこかなぁ、と。


それにしても、のんびりとした街だ。

フローレスは本土と陸橋でつながっている小さな島で、橋は頑張れば歩ける程度の長さ。だから離島という感じはしない。それでも、山に囲まれすり鉢状に湖に意識が向くアティトラン湖周辺と違って、周りを海に囲まれているため、 すーっと風が吹き抜けて行くような軽快な空気感がある。

私は島のホテルに滞在したのだけど、本土側はもっと地元民の多い感じで、すこし汚い。そちらのほうが宿泊費は安そうだけど、フローレス島にして良かった。そこここで西洋人がちらほら泳いでいたり、夕陽がとてもきれいだったり、観光地らしく、でもゴチャゴチャしていなくて気持ちいい。

ティカル遺跡を見たらすぐにメキシコに入る予定だったので、手元に残りのグアテマラ通貨が少なく、かといってATMで下ろすのも手数料がもったいないし、クレジットカードが使える店がほとんどなかったりで…すごくケチケチと食費を削った。 わざわざ橋をわたってスーパーとパン屋を探して、ビールとトマトとパンにチーズ、を2日繰り返したり。まぁこんなのも、たまには楽しい(しかも意外と美味しかった)。

話がそれるけど…
グアテマラの人はすぐ「マキナ(機械)の調子が悪くて」と言います。写真の現像をしたときもそうだったし、クレジットカードが使えると書いてあるから入った店でも「マキナがどうのこうので使えない」と言われたり(あまり直す気もなさそう)。

泊まったのは「Hotel La Casa del Lacandon」というホテル。テラスから海が見えて気持ちいいので、そこでパソコン作業したりしてました。

MEMO


Hotel La Casa del Lacandon
Calle Union, Flores 17001, Guatemala
▶︎Trip Adviser
▶︎Booking.com
観光地なので、珍しく予約サイトで予約できるようです。

フローレスには、たくさんのトゥクトゥク。

そんなに高くないんだろうけど、なんだかケチってしまい、一回も乗らず(ひとり旅だと思い切れない)。結局、グアテマラでトゥクトゥクに乗ったのは、パナハッチェルの港に着いたときホテルまで乗った一回だけだったなぁ。

翌日、いよいよティカル遺跡を目指します。



MEMO

この日使ったお金は…

  • シェラからフローレスまでの一等バス(片道):Q250
  • ティカル遺跡へのツアー予約:Q150
  • パレンケ遺跡へのシャトルバスツアー予約:Q250
  • 水:Q5
  • 昼食(タコスとジュース):Q15
  • 夕食(パン):Q7
  • スーパーで食料品:Q19
  • 宿代(Hotel La Casa del Lacandon)シングルルーム:Q70

しめて766ケツァル(約10000円)でした。
※1Q(ケツァル)=約13円で計算


翌日、いよいよティカル遺跡へ。
www.anyplacebut.tokyo

グアテマラ旅行記の目次(記事一覧)はこちら

www.anyplacebut.tokyo

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*1:グアテマラの通貨の単位。1ケツァル=約13円(2013年当時)。

*2:シェラのゲストハウス。詳しくはこちらの記事をどうぞ→ さよなら、タカハウス【グアテマラ旅行記24】 - ここではない、どこか遠いところ

*3:メキシコの遺跡。国境を陸路で越えて行った。